アメリカが、オンラインの授業のみ受ける留学生の国外退去方針を発表して問題になっていますね。
HarvardやMITが、その取扱いが不当だとして、国に対して訴訟を起こしています。



だいたい、留学生を有無を言わさず国外退去なんて、人道的にどうかと思いますし、Harvardは留学生約5,000人(学生総数は22,000人)、MITは約4,000人(11,500人)らしいですから、学校としても死活問題ですよね。

(例えば、コロナの影響で海外からくる留学生全面禁止、ならまだわかる。けれど、「オンライン授業のみ受けている留学生」のみというのは理由がよくわからん・・・)

こんなにひどい状況では全くないですが、私が通っている一橋MBAでも新型コロナの影響で全面オンライン。また、今日新たに通知があり、リアルの場で授業が行われることは当面なさそうです。

・春夏学期はすべてオンライン確定
・ワークショップの合宿はダメ(通常は、1泊2日の合宿などをする)
・秋冬以降も、受講生の数に合わせてオンライン対面か決める

秋冬学期の授業は、WS以外取らない予定なので、もう学校に行くことがなくなってしまう…
昨年度できなくて今年一緒にやるはずだった、昨年度のM2の方の謝恩会でさえ、開催が難しいかもしれません。(そうしたら3代合同か!?)
 
5月からオンラインでやってきましたが、、先生にすぐ質問できたり、同級生とのディスカッションしたり、ちょっとした雑談からの情報交換など、会話や出会いの広がりは減ってしまいました。
オンライン飲みも、すでに仲がいい人とはやることもありますが、新しい人との出会い、偶然の会話というものは生まれにくいですね。せっかくお金払ってMBAに来たのに…。

「本来受けられるはずのサービスを受けれていない!」ということで、学費の返金を求める学生もいますね。(一橋にいるかはわかりませんが、海外MBAなどではよく聞きます。)
ただ、学生にサービスを提供できていなくても、学校側は平常時のコストはかかっているだろうというのが難しい点。下手をするとオンライン対応など、余計にコストがかかっている可能性もあります。
返金、というのは簡単には言えないですね。

思えば、私はいろいろな節目で世界的なダウンサイドイベントに遭遇しているなあ…。

高2の米国留学時→9.11直後&イラク戦争で外国人に対する風当たりが強かった
就職活動時→リーマンショック直後で就職難
MBA挑戦時→新型コロナの影響で大学がオンラインに切り替え

まあ、生きていれば何時どんなことに遭遇するかわからないですからね…。こんなはずじゃなかったと思うこともあるけど、今は、目の前のことを一生懸命やるのみ。